骨折の古傷について

DRTを受けた患者様から今まで痛くない所が痛み出した。
とよく言われることがあります。
正直、その言い方はご自分の主訴は良くなったけど治療されて
他の痛くない箇所が痛み出した。

と言ういい方される患者様沢山いらっしゃいます。
私はそれ慣れっこなので気にしません。
一番ポピュラーなのは、物凄く酷い腰痛が治ってから肩こりを訴える
患者様ですね!

ここに来て物凄い腰痛は一切治ったのに肩こりを訴えます。
そんな時は、以前肩こりで辛い思いして悩んでいた時期なかったですか?
とお尋ねいたします。
あぁ~それは大分昔の事ですよ。

10年ぐらい前は肩こりに悩んでいた事ありましたよ。
でも、腰が痛くなって腰の方が辛くて忘れてました(微笑)
ここに来て、酷い腰痛が治って、肩がこりだしたのではないですよ!
酷い腰痛が治った事により、昔の古傷を感じられるようになったのですよ。

あっ!そうなのですか。
それも、継続して頂ければ酷い腰痛が良くなった様に肩こりも良くなりますよ。
是非酷い腰痛が治ったからと言って放置せずに完治を目指しましょう!
完治するとは良い姿勢が良い習慣になる事だと思って下さい。

良い姿勢が良い習慣に成れば健康貯金が沢山増えますよ!
そうすればちょっとそっと無理しても大丈夫ですよ。
それが本来の寝れば治る体の状態なのです。
いわゆる予防に治療無しと言う事です(微笑)

と言う様な感じで患者様にもご説明致しております。
骨折の古傷も同じですね。
とても重要な事は骨折だけでなく全ての古傷が関係しております。
こじれて酷くなり過ぎた古傷もその個所の損傷が酷くなければ治ります。

こじれて、その個所が外科手術が必要な場合はきちんと整形外科の
受診をお勧めいたします。
物理的に軟骨が無くなった場合などは手術で回復されて患者様も沢山おります。
股関節の人工骨頭手術などがそうですね。

DRTで全ての問題が改善するわけではございません。
無理に患者様を引っ張る事も良くないと認識しております。
ですが、先ほどの股関節の手術を受けてお医者様にもう治っている!
と言われた。術後不調の患者様もDRTで驚く程改善したこともございます。

人間の体は不思議だなぁ~と感心させられております。
そもそも自然治癒力の限界をこちらが決めることも良くないですよね!
患者様が良くなりたいという気持ち次第だと思っております。
決して、こちらから良くならないのではと言う態度は致しません。

当院に来て諦めなくて良かった!
とどれ程の患者様からお伝え頂いたかわかりません。
それ程多くの患者様に喜んでいただけていると自負しております。
ありがたい事に今やそれが日本中で頻繁に起きております(微笑)

 
御精読ありがとうございます。感謝致します。
DRTは、今も常に進歩している施術法です。
DRTを御使い頂いている先生方の更なるご発展を祈念致します。
先生がたも私と一緒に頑張り続けましょう!