腹圧の検査の重要性


○上部胸椎の後湾と腰椎の前湾は密接な関係にあり、例えればシーソーの様な関係にあります。
 腰椎の前湾が強くなれば上部胸椎の後湾も強くなります。
 逆に上部胸椎の後湾を弱めれば腰椎の前湾も弱まります。
 この事は患者さんをうつ伏せにして背骨を押圧することで簡単に確認することが出来ます。

○つまり腰椎の前湾が強く腹圧の高い人は、過前湾によって逃げた力が上部胸椎にかかり後湾を助長します。
 上部胸椎が丸くなり猫背になります。その頂点がD1になるのです。
 鏡の前に横向きに立ち腰を突き出すように腰を前湾させて見て下さい。
 胸椎が丸くなるのが確認できると思います。
 お年寄りで背中が丸くなってる人も一見中部胸椎のように見えますか上部胸椎が丸くなっています。
 治療のポイントはD1になるのです。

○この検査により腰椎と胸椎が上手くバランスがとれているかを診ることが出来ます。
 特に屈曲伸展においてのバランスを診ます。僧帽筋と同様にこの検査も治療後にクリアーしなくてはいけません。 
 カイロプラクティックは全体治療です。
 胸椎だけが整っても他とのバランスが整わなくては良い治療とは言えません。

○腹圧の問題のある患者さん、がもし女性の時は婦人科問題を考慮します。
 生理痛、生理時の頭痛といった問題を持っているかもしれません。

OD1の可動性が的確につき、それでも腹圧の検査で痛みを訴えた時は内臓の問題を考えます。
 患者さんに下痢や便秘、食べ過ぎなど腹部臓器の問題を確認します。
 (腹圧問題があまり改善されない時は病院で受診されることを勧めることも必要です。)

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